ゼロゲームやめが出来るまで

パチスロが好きなんですよ

パチスロ打ち、合コンに行く。

つい先日、私友人に誘われて飲みにいってきました。

何のことはありません。飲みに誘われただけですからね
ちょっとオシャレなジャケット的なものを着てみたりしましたが、何のことはない普段なら帽子をかぶるのであまり使わない整髪料をつけてみたりしましたが、何のことはありません買って間もないアニエスベーのスニーカーをおろしたりもしましたが、別に何のことはありませんよ。
飲みに誘われただけですからね。
 
まあ、普段と違うことと言えば、誘ってくれた友人が、
数名女の子の友達を連れてきてくれたということか。うむ、大丈夫。何のことはないな。飲み会だ。
 
 

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と、いう具合に自分に言い聞かせるのも無理がありますね。飲み会、もとい合同コンパ、略して合コンに行ってきました。
 

 

 
 
私は、合コンに対してそこまで悪いイメージがない。とは言え、積極的に自ら開催するほどではない。誘われても、ちょっと腰が重いかなという具合だ

感覚的には、そう。ディズニーランドみたいな感じだ。行くまでは非常に気持ちが乗らないクセに、いざ行ってみるとめちゃくちゃ面白いやんけ!的なね。


さらに言えば、合コンはかなり可能性を秘めている場であると認識している。
そこには出会いしかないのだ。
仮にその合コンがあまりうまく行かなくても、野郎連中で後日集まってあーだこーだくだを巻くことができる。それはそれで面白いのだ。色々な意味で期待値がある。
そういう意味で、合コンとは私が慣れ親しんだパチスロに近いだろう(遠いだろ)
 
 
パチスロ≒合コンこの縮図が正しければ、いうなれば私にとってそこはもはやホーム。かなりのアドバンテージがあるはずである。ともなれば、しっかりと立ち回りを考えなくては…。私は合コンに向かう電車の中で、その居酒屋で傾向の掴めそうな旧イベや媒体取材が行われていないかを慌てて調べた(あるわけないだろ)。
 

飲み会自体は、男女3対3のいたって自然な合コン。挨拶もソコソコにお酒を飲み、仕事は何をしているのか、どんなつながりの友人同士なのか、なんてことを冗談まじりに話す。そこそこ盛り上がった。
コンパは、双方会話をそれなりにするつもりで来ていますから、自然と盛り上がりますよね。女性陣は分かりませんが、少なくとも男側の友人二人は普段よりも饒舌で、とても楽しそうな表情を浮かべていた。無論、私もそれなりに楽しんでいた。
 

しかし、とある言葉に私は身を震わせることになる。

場もそれなりに盛り上がって来た時、女の子の1人がこんなことを口にした。

「みんなは、休みの日はどんなことをしているんですか?」

無意識に石化する私。もしかすると、この女の子はメデューサか? いや、この子はおそらく魔法使い的な何かで、軽いアストロンをかけられた可能性が濃厚だ。
私はどうにか石化を解除し、瞬間的にその状況を整理した。
 
 
 

まず、この質問を好意的に解釈すれば「貴様の趣味はなんだね?」ということだ。
 
これに素直に答えるならば「はーい!俺パチスロ!!!」と元気いっぱいに叫ぶしかない。

しかし、待て。慌てるな。前日のヘコミ台が朝イチガックンしただけで「6だ6!!」と喜んでしまうくらいに早とちりだ。ここでそんなことを口走っていいのか?
 
 
正直、パチスロが世間一般に好印象を抱かれる趣味であるとは思えない。ではどうする?
 

ここで他に思い浮かぶ趣味をいくつか脳内でピックアップした。
 
1.野球
これは悪くない。一応大学まで野球を続け、今でも休日は草野球に参加しているのだから立派な趣味だ。
 
2.ゴルフ
これもまあアリだ。社会人になってからのんびりと続けている。若干お金がかかるイメージが強いというのが少しマイナスだろうか。
 
.競艇
これはどうだろうか……。競馬は最近かなりクリーンなイメージになってきているが、競艇はさすがにまだ厳しいかもしれない。しかし、テレビでCMをうっているくらいなのだから、イメージは多少良くなっているかも……。
 
 
この3つから選ぶならば…。まあ、野球が無難なところだろう。
 

この結論を出すまでの間、わずか4秒。私は自分の分析の正確さと速さに満足しながら「や…」と口にしそうになった。
 

しかしここで、私の体に電撃が走る。
待てよ。まだ裏があるのではないか?(無いだろ)
 

私の第六感が「野球」という結論に待ったをかけている。なんだろうか。しかし、こういう勘は無視しない方がいい。
 
そうか。女の子たちは、私の友人が呼んだ、いわば『友人の友人』。これが意味するもの。考えられる可能性としては、すでにある程度、男性陣の情報を知った段階であるというものが考えられる。
 
つまり、これは誘導。私の趣味がギャンブルであるということを知った上での質問だとすれば、
 

シシャモ「野球かなぁ(フゥー!!セェーフ!!)」

女の子「あれれぇ?ギャンブル好きって聞いたけどぉ?」

シシャモ「エッ?アッハイ(はわわわわ…)」
 

……こんな恥ずかしい展開が待っているやもしれない。危険だ。これは危険。
 
 
 
もしくは嬉々として野球について語る私に対して友人が、
 

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こんなキラーパスを出してきたりなんかしたら……。
 

うおぉ危なかった。この危険いっぱい誘導尋問を読み取るまでに、わずか3秒。私は自分の鋭さに酔いしれながら、
 
「ボートだよボート!!競艇!!」
 
と答えた。
 
ふぅ…危なかった。これでオッケー。これが正解なのだから。
 
 
………

……

 

 

 
 
結論から言えば、完全に私の深読みだった。女の子たちは私の趣味については全く知らず、隣に座っていた友人からは「それ言うんだww」と驚かれる始末。とてもアホである。

だが、女の子たちはとてもいい子で「競艇やったことない!」だの「何が面白いの?」だの、色々聞いてくれた。素晴らしい。興味などないだろうに、ちゃんとそういうことを聞いてくれるのだから、本当にできた子達である。勝手に深読みし、己の才覚に酔いしれながら競艇が趣味だと自信満々に口にした自分が恥ずかしい。

私は深く掘り下げることなく、そこそこで競艇の話を切り上げることにした。スタート展示やチルトの角度について語りだしたら、それこそ女の子たちはぶったまげて飲み物をテーブルにぶちまけてしまうだろう。合コンどころではなくなってしまう。
 
 
後々考えれば、競艇だったら別にパチスロでもいいだろって話なんですよね(笑)
そんなこと必死に考えている場合じゃないだろって。
 
 
次からはもう、元気いっぱいに「パチスロ!」と答えよう。「アナザーハナビ弥生ちゃん」が面白いという話を延々してやるんだ。消灯だのステップアップの絡みだの、叩きどころが沢山あるんだよ、と熱く語りたい。設定1は1500ハマるという話でウケを取れるだろうか。
 
そしてきっと女の子たちは後日『弥生ちゃんがどうのこうの言っていたヤツの話』で大いに盛り上がるはずだ。私が弥生ちゃんの話をすることで、女の子たちはより一層友情を深めるのである(何がしたいんだよ)。
 
 
そのためにも、もっと弥生ちゃんを打ち込みたいと思います。ハイ。
 

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ストック確定「841セグ」。あー弥生ちゃん可愛い
 
 
 
(;´・ω・){…最後の着地点はここでよかったのかよ。ジーザス}