バラエティで戦う私『VS燃えよ!功夫淑女ドラゴン』
ーー某休日ーー
熊井シシャモ
「はぁ…悲惨な事件でしたね」
熊井シシャモ
「数日前にとある友人に面白がられて惨敗を喫したわけですから、連敗だけは避けたいところです。ここは最近強いと話題の店舗で媒体取材を狙ってみましょう」
熊井シシャモ
「むむ、並びはすでに400人を超えています…ここ最近強めとSNSなんかで話題の店舗で、今日は5台以上の並びで高設定が複数投入されると言われている媒体取材が入っていますから。このくらいは想定内です!」
熊井シシャモ
「狙いで言えば、やはり新台のまどマギ反逆。それからリゼロや番長3でしょうか。オーバーロードなんかも打ちたいですが、最悪楽しめるという意味ではガルパンもありですね。さて、私の抽選はっと…」
熊井シシャモ
「…なんなのでしょうこの番号は」
熊井シシャモ
「まどマギなんて当然、ガルパンはおろかバラエティ以外の選択肢がこの時点で消え去りましたね…」
熊井シシャモ
「過ぎてしまったことを悔やんでも仕方がありません! 5台並びの高設定という条件なら、空き台にもチャンスはあります。ここは空いている適当な台を確保しに行くしかありませんね」
ーー入場ーー
熊井シシャモ
「さて。とりあえず入場しましたが、どの程度空き台あるのでしょうか…とりあえずバラエティから……ん?」
\\ズババババァーン//
熊井シシャモ
「お、大神…!!」
熊井シシャモ
「なんということでしょう!まさか、5.9号機屈指の名機と名高い(熊井調べ)この台があるとは…!!」
熊井シシャモ
「そうとなればこの台を打つしかありません!! 勝てる勝てない、そんなものは関係ありませんね! 面白いは正義です!!いざ!!」
熊井シシャモ
「うっひょぉぉぉおおお!! やっぱりこの台は最高ですね!! 面白れぇよぉおおおおお!!」
マイナス20k
熊井シシャモ
「……ま、このくらいにしておきましょうか。面白いが故に後ろ髪を引かれますが、これ以上は危険ですね。ATMマスターになってしまいます」
熊井シシャモ
「仕方がありません。お客さんが多いので移動の期待は出来ませんが、とりあえず回遊して5台並びの高設定を探してみましょう」
熊井シシャモ
「まどマギは微妙、リゼロは全体的に良さそう、ガルパンは無さそうですね…ん? なんだ?バラエティコーナーがちょっと盛り上がってます」
熊井シシャモ
「えっと、カドから戦コレ2とラブ嬢が出ていて、1台挟んで攻殻機動隊2と黄門ちゃまが別積み…なぜこの並びで真ん中の1台が空いているのでしょうか? とりあえず確保しておきましょう」
熊井シシャモ
「勢いで確保しましたが、カンフーレディドラゴンかぁ…」
熊井シシャモ
「何度か打ったことがありますが、この台の出し方がよく分からないんですよねぇ…純増1.3枚のARTで、ボーナスは120枚のハイパーと90枚のチャレンジという鬼畜仕様」
熊井シシャモ
「あまり回ってはいないものの、グラフはきっちり凹んでますね。しかし現状最も設定に期待できるのはこの台で間違いなさそうですし…」
熊井シシャモ
「そういえばこの台には子役カウンター機能がついていましたね。確認してみましょう」
弱・強チェリー合算
約1/79~1/66
弱・強チャンス目合算
約1/77~1/69
スイカ
約1/107~1/97
熊井シシャモ
「…え? 悪くないじゃん……」
熊井シシャモ
「これは、この台で心中するほかないかもしれませんね! 行きましょう! 地の底まで付き合ってやりますよ!!」
ーー数時間後ーー
熊井シシャモ
「うーん。挙動は悪くない。やはり高設定くさいですね」
熊井シシャモ
「展開に恵まれないとどうしようもない仕様であることは分かっていますが……しかしキッツい台ですね。いずれにしても、高設定ならば打たなければどうしようもないです」
熊井シシャモ
「グラフもなんとか持ち直してきましたし。もう少し様子見です。この調子でもう少し頑張れますでしょうか」
ーー数時間後ーー
熊井シシャモ
「お、おお……??」
熊井シシャモ
「おっほぉぉぉおおおお!!」
熊井シシャモ
「なんですかこの台は! 神台じゃないですかっ!!」
熊井シシャモ
「ART中のボーナスはすべてハイパー扱いで120枚取れる上に、結構軽いのでゴリゴリ引けます。ついで言えばARTの性能が結構高いのか、全然終わる気がしません!!」
熊井シシャモ
「2000枚! 2000枚を目指しましょう! なんとかその辺までは頑張ってください!!」
ーー興奮と歓喜の数時間ーー
熊井シシャモ
「うひひひひっ!! これは恐ろしいっ!!」
熊井シシャモ
「この台こんなに出るんですかぁ?! なんて僥倖でしょう!! 楽しすぎるぅ!!」
熊井シシャモ
「お、おお……最終的に5000枚オーバー…」
熊井シシャモ
「これは恐ろしい…ここらでやめておきますか。これ以上は出る気がしませんからね」
熊井シシャモ
「うむうむ! 言うことがありませんね! 今日はちょっと早いですけど、ここらで帰りますか。ああ、楽しかったなぁ。さっさと帰ってZOZOTOWNでスニーカーでも物色して…うん?」
熊井シシャモ
「な、なんだ? 足が景品カウンターへ向かうことを拒んでいるかのごとく重いですね……まだ帰るなということでしょうか」
熊井シシャモ
「よし! こういう勘には従っておきましょう! となれば打つのは、最近お気に入りのコイツです!」
熊井シシャモ
「さあ、閉店まで行きましょう! パンツァーフォー!!」
熊井シシャモ
「ああっはぁぁぁああああっ!! 最高っ!! ガルパン最高っっ!! 近いうちにアニメ見ますよ私は!!(未視聴なう)」
ーー最終結果ーー
投資29000
回収134000
熊井シシャモ
「今年最高獲得枚数を更新しました。いやあ、こんなにうまくことが運んでいいのでしょうか……」
熊井シシャモ
「いずれにせよ、高設定らしき台を打つことが出来たのはよかったですね。カンフーレディドラゴンのぶち壊し方もきっちり学ぶことが出来ましたし、今日は言うこと無しですね! 帰りましょう!!」
ーーブオン…ーー
熊井シシャモ
「ん? おかしいですね…車の様子が……」
ーーキュルキュル…ーー
熊井シシャモ
「えっと、どうしたんですか? エンジンかかりませんけど…」
ーーシーンーー
熊井シシャモ
「……えっ、故障? バッテリー上がってるの??」
ーー数分後ーー
車屋さん
「バッテリーが上がってるよ。ちょっと待っててね」
熊井シシャモ
「う、うわぁ…」
ーー数分後ーー
車屋さん
「原因は車内灯のつけっぱなしかな。もう古い車だし、気をつけてね」
熊井シシャモ
「はい。すみませんでした。お手数おかけしました」
熊井シシャモ
「とまあ、パチ屋の駐車場に車屋を呼ぶという生き恥をさらしましたが、無事車は動きました」
熊井シシャモ
「幸か不幸か、車屋のお兄ちゃんがスロット好きでして。車の復活を待つ間、これでもかってくらいにめちゃくちゃ話が盛り上がりました。カンフーレディで5000枚出たと話したら、めっちゃ笑ってくれましたし」
熊井シシャモ
「まあ、ひょんな不注意によるトラブルはありましたが、幸運にも今年最高獲得枚数を更新しました」
熊井シシャモ
「この調子で頑張って勝ちを積み上げられたら、車を買い替えようと思います!! 自動で車内灯やらライトが消える車にしたいな!!」
熊井シシャモ
「それでは、現場からは以上でございました!! チャオ~」