リゼロで直撃。高設定挙動に翻弄される私(VS『パチスロ Re:ゼロから始める異世界生活』)
熊井シシャモ「誰? 誰なのっ!? リゼロの設定⑥はゴリゴリ丸わかりなんてことを言ったのは!?」
リゼロガチ勢の面々「………」
リゼロガチ勢その1「リゼロの⑥はな…数値じゃねぇ……。感じるんだよ。台からの高設定の香りを……」
熊井シシャモ「ダメっ!! そんなもの……そんなものが感じられたら負けていないもの!!」
熊井シシャモ「あなたはどうなの? あなたはどうやって⑥を見抜いているの?」
リゼロガチ勢その2「モードでござる。モードでござるよ。とにかく高モードに移行しやすいのだから、すぐに分かるでござる」
熊井シシャモ「私にはムリっ!! そんなことをしている間に、あっという間に2万溶けて3万溶けて……気が付けば車のローンだって払えなくなってしまうわっ!!」
リゼロガチ勢その3「リゼロはなぁ…愛だ。愛で勝つんだ」
熊井シシャモ「あ、愛……??」
リゼロガチ勢その3「そう。誰よりもリゼロを愛しているというその気持ちが、高設定を呼ぶ。いいか、最後まで折れることなく、サンドへ札を突っ込むんだ。それこそが、リゼロとの闘い方なんだ!!」
次回!!
『熊井シシャモ、高設定疑惑のリゼロを打つ』
リゼロガチ勢その3「行ってこい。諦めるなよ。最後の最後まで、諭吉をぶっこむんだ」
リゼロガチ勢その2「骨は拙者たちが拾ってやるでござる」
………
……
…
夜勤明けで目が覚めたのは昼過ぎ。のんびりとコーンスープを飲みながら、録画していた『ベストヒットUSA』と『ワールドプロレスリング』を見る。
土曜日の出だしとしては申し分ないひと時だった。今まで黙っていたのだが、私は起床してから数時間の立ち回りには自信があるのです。この日もしっかりと目覚めの期待値を稼いだ。
さて、しっかりと目が覚めてきたのだから、そろそろ外に出る。向かうのは勿論パチンコ屋である。
入店してまず思ったのは「最悪今日は負けても構わない」ということだった。完全に頭がおかしい。負けていいはずがない。決して負けていいはずがないのだが、すでにコーンスープで期待値を稼いだ気になっていたのです。コーンスープの魔力に踊らされていたとでも言いましょうか(言わねぇよ)。
フラフラと店内を歩く。ロクにデータ表示器も見ないで『アレックス』の下皿に煙草を置いた。最近はもっぱら「とりあえず生ビール」と同じ感覚で「とりあえずアレックス」、通称『とりックス』に行くことが多いのだ。
アレックスを確保し、私は意気揚々と甘いカフェオレを購入するために自動販売機へ向かった。
が、その途中、ふと空き台になっていた『リゼロ』に目が留まった。ぼんやりとデータ表示器を見ると、スランプがギザギザ細かく動き、プラマイゼロか、やや客側のマイナスを示していた。
(↑こんな感じのグラフ。打ちはじめてしばらくしてから撮っております。)
「んー、悪くないのかな…」
総回転数は4000回転。5ゲームでやめられている。
怖いは怖いが、まあ一周くらいはやってみてもいいか。私はアレックスを手放し、リゼロと対峙することに。
通常時、心を無にしながら打っていると200ゲーム台の前兆が刺さる。早い。しかし、まだ私の心は無のままだ。何一つ動かない。
撃破率は58%。これを突破。ピクリと眉が動く。しかし、まだ動じない。
初期45ゲーム。うーん、キツイ。
あっさり終了。まあ、早い当たりだったし、とりあえずはオッケーである。
終了後、コンビニを経由せずに通常へ。わずかに驚いたが、まだだ。まだ動じない。
ただ、早めに当たるかもしれないぞ。助かるは助かる。
再び200ゲーム台で刺さる。
が、これは52%で敗北。まあ、仕方ない。
レバーを叩くと、なんとまたしてもコンビニ非経由だった。有利区間継続である。
これにはわずかに腰が浮いた。しかし、油断してはならない。まだだ…まだ焦るな。きっちり出玉を獲得するか、あからさまな挙動が無い限りは、グッと辛抱強く、通常時は修行僧のように無の境地へ心を封印しなければならない。そうしなければ、リゼロの通常時なんて耐えられない。
ペシペシ打っていると、不意に偉そうな演出が。
ん、何も引いてないぞ?
データ表示器に目を向ける。
54ゲーム?なんだこれ。
これがなんと直撃だった。しかも上乗せは最低保証の40ゲームだ。
この時点で、私のケツは完全に浮いていた。まさか、午後から適当に座ったリゼロがこうも高設定挙動を示してくれるとは……!!
獲得枚数は控えめだが、この時点で私はフワフワになってしまったケツをなんとか椅子に押し付けることに必死。ニヤニヤが止まらない。
しかもこのAT終了後。またしてもコンビニ非経由。これはもらっただろ。
この後も、250ゲームで解除し57%を突破。ほら、なんか妙に勝てるし、やっぱりヘンだよこの台(笑)。高設定じゃん。アッハハ、こりゃあまいったなぁ。
ここも初期ゲーム数が45ゲームと、かなり控えめ。当然獲得も伸びなかったが、これがまさに高設定挙動ということを私は知っていた。
天狗シシャモはこの時点でぶん回しを覚悟。時刻はもう夕方4時を回っているのだから、当然である。ああ、稼働のシメにアレックスを打つ、通称『しめックス』がしたかったが、これはあきらめるしかないなぁ。
ここでコンビニを経由。そのコンビニで
②・④・⑥確定。
ありがてぇ。⑥だろ⑥。ここからは通常時も楽しめるな。なんたって高設定なんだから。浅いゲーム数で白鯨が当たって、ちらほら直撃なんてのも来るんでしょ?たまんないよねぇ。
636ゲーム解除。
(だから油断するなっての)
ツイッターにて、私の懇々としたツイートを見たブロガーの「あんこう」さんが、こんな的確なアドバイスをしてくれたのに、私はきっちりと油断していた。何が『油断大敵ですわっ!!(お嬢様風)』だよ。バッチシ油断してるじゃねえか(あんこうさん、勝手にツイート転載してすんません(;'∀'))。
ここにきての600ハマり。これが、
58%ながら、
『花は好き』でどうのこうのして突破。
うん。うん。
次の当たりは241ゲーム。突破率は51%。
ちょっと不安。
しかし、またしても『花は好き』でどうたらこうたらして突破。
うん…うん??
この二回のATが、どうしても引っかかった。初期ゲーム数が100ゲーム、118ゲームと、ガッツリ取れるのだ。
こうなってくると、ただ展開に味方された設定④という線が濃厚だった。しかし、なぜだろうか。なぜか白鯨に勝てるのだ。
この後もしばらく打ち続けることに。
584ゲーム57%で敗北。
439ゲーム62%突破。初期96ゲーム。858枚獲得。
766ゲーム69%突破。初期120ゲーム。1227枚獲得。
で、時間的にヤメ。獲得は2000枚を超えていた。
負けたのは、8回の白鯨でわずかに2回。まあ、ただ単にすさまじいヒキをしていたという可能性もあるのですが、やっぱり抽選システムに何かありそうですよねぇ。高設定の方が初期撃破率が優遇されているとか、その辺でしょうか。あとはモードが関係しているのか……。
なんせ、隠されている解析が多すぎますから。想像で話すしかないんですけど、この手の議論や予想は嫌いではないんですよね。色々な意見があって「なるほどな」と思えることも多いですし、打って予想して、いずれ解析が出揃ってからそれを見るときの楽しさなんて、結構ワクワクしますからね。
あとやっぱり気になったのは、「異世界体操」への突入率。これは設定云々ではなく、モードが関係しているでほぼ間違いないんじゃないでしょうか?
体感でしかないですけど、モードAでの突入率の悪さよ…。高モードだと当選率が優遇されているのだとすれば、高設定はそのモード移行率が優遇されているってことで、同様に体操への当選率も良くなるっていうね。そんな感じは、どうでしょう??
なにはともあれ、勝てて良かった。まあ、単純に設定④で上手いこと引けただけでしょうけど、一瞬でも最高設定の夢が見られただけで、私は満足です。
投資7000円
回収43000円
(;・∀・){④でもやれると思いこんじゃダメだ。これは偶々だぞ。④は負けるから}