6号機『パチスロ蒼天の拳~朋友~』初打ち所感
はぁ、はぁ……。年度末とは毎年仕事が忙しいですねぇ……。平日は仕事以外に何かをする気すらおきません。
行き返りの電車でウトウトするのが日課。家に帰ってきたら酒を飲んで寝る。そんな日常です。
しかし、幸運にもどうにか休みは確保できている。勿論、仕事が休みとなれば大好きなギャンブルに打ち込みたい。とは言え、こんな寒い時期だ。水辺ともいえる競艇場は体に悪い。となれば、休日はぬくぬくと温かいパチンコ屋でパチスロを打つに限る(限らねぇだろ)。
この前の休日、仕事仕事で嫌になるマンネリを打破しようと、一度も打っていなかった6号機『パチスロ蒼天の拳~朋友~』の初打ちをしてきました。実際に打ってみた所感を書いてみようと思います。
初代北斗に近いゲーム性だという記事をネットでみました。私は初代北斗を打ったことがないのでわかりませんが、色々と話を聞く限りでは、まあまあ似たような作りっぽいですね。初代北斗をイメージしてつくったのかなぁという印象です。
100枚くらい獲得できるバトルボーナスを、継続率と小役のヒキでグルグルとループさせていく。なんと純増が6枚。6枚。6枚。6枚である(しつこい)。『ママママーナwww』こと『ロードオブヴァーミリオン』を超える純増枚数だ。…ジュルリ……。うむ、よだれが出る。
バトルボーナスが順調に継続していくと、これはもう恐ろしいほどの出玉スピードになる。ちょっと煙草をふかしているうちに下皿がいっぱいになってしまうのだから、結構爽快感はありました。ジュルリ…おっと失礼思い出しただけでよだれが。
前置きはこのくらいにして、ちょろっと印象とゲーム性をば。
三枚役のヒキ次第?
打ってみて思ったのは、とにかく3枚役をどれだけタイミングよく引けるか。これに尽きるな、と。
後々ちょっと詳しく書きますが、通常時はもちろん、引き戻しゾーンにおいてもこの3枚役の役割がかなり大きい。己のヒキ次第でかなり結果に差が出てくる気がします。あ、ちなみに私はそういうの苦手なので、結構キツかったっす。シクシク。
通常時
流れとしては「レア役を引く→小役を連続させる→抽選を受ける」みたいな感じでしょうか。
とにかくレア役を引くなりして、液晶左側にある「七星カウンター」を表示させるところから始まります。
このカウンターを表示させることがスタート。
カウンターが表示されると、次はこのカウンターをすべて点灯させなければなりません。ここで重要になるのが冒頭でも書いた3枚役等の小役のヒキ。
通常時、主に落ちうる小役は「リプレイ」と「3枚役」。まあ、レア役もありますが、とりあえずは頻出するリプレイと3枚役を連続させなければならない。子役を引けば1つ以上カウンターが点灯。ハズレで1つ消灯。つまり、ある程度連続して引かなければ七星カウンターはマックスまで貯まりません。
レア役引いて、頑張ってカウンター6個貯めてもハズレを6回引けばスタートに戻ってしまう。これがちょっとした難しいポイントでした。
このメーターを貯めると、リールが逆回転して強小役に変換されます。ここで初めてAT抽選を受けられる。
ポンポンと小役が引けると、ゴリゴリにメーターが溜まります。タイミング次第では永遠にカウンターが貯まらず悶々とすることも……。
北斗シリーズあるある。強小役を引くと前兆カウンターが表示される。
七星カウンターをマックスまで貯めて、強スイカに変換されると、向かって画面左下の緑の玉に数字が表示されます。同様に強チャンス目で右下。画像は強チャンス目に変換された時のものですね。
ちなみに中段チェリーに変換されると、筐体上部に数字が出現する。
こんな感じ。
ATまでの道のりが……
蒼天の拳は、ATまでの道のりが「〇〇を引けば」とか「○○ゲーム回せば」といったような、ある程度目標の定まったモノではない。なので、そういった意味では「話が早くはない」のかな、と……。しかし、いい意味でも悪い意味でも細かいヒキが重要になるので、朝目が覚めて「あ、なんか今日3枚ベルが妙に引けそう」という予感がした日には是が非でも打ちたい台だ。
ちなみに、レア役自体はそこそこ引けるので七星カウンターは頻繁に出現する。なので、やはりレア役以外の小役のヒキが結構重要。ちょっと毛並みは違いますが、リプを引くとすごろくが進み、ベルを引いてしまうと1マス戻ってしまう『涼宮ハルヒの憂鬱』を思い出しました。あんな感じでまずは七星カウンター貯めなければならない。
AT
カウンターが貯まり、強レア役からATを射止めたらいよいよBB(バトルボーナス)です。
イヨッ!!待ってました!!
ケンちゃん凛々しい。
ATは獲得100枚くらいのBBをループさせましょうよ、って感じ。継続率が66%~89%って話なので、打ってみても「ホント単発地獄やんけ!!」って感じにはなりませんでした。そこそこ頑張ってくれる印象です。
BBは継続率とストックで連チャンしていくシステム。演出上勝利し続ければBBがループするので、純増6枚というすさまじいスピードを存分に味わうことが出来る。
まあ、継続率に依存している感じは否めません。一応レア役でのストック抽選もしているみたいですが。
引き戻しゾーン『伝承試練』
BBに敗北すると32ゲーム間の『伝承試練』なる引き戻しゾーンへ。期待度は50%くらいはあるらしい。
これが私には相当難しかった。とにかくここでも3枚役を引けるかどうかの勝負になる。
ずは小役を引いてポイントを貯めていく。規定のポイントまで貯まると『伝承勝舞』というバトルが発生し、ここで4人のライバルに打ち勝たなければならない。
ここでもやはり3枚役のヒキがキーになる。3ゲームの間に3枚役かレア役を引いて勝利抽選を受ける仕組みだ。勿論ハズレやリプレイではダメ。とにかく3枚だ。3枚役を引かなければならない。
ちなみに、一人に勝つと引き戻しゾーンのゲーム数が32ゲームに再セットされるので、引き戻しに無理ゲー感はなかった。なんとかなりそうな感じはある。
しかし、とにもかくにも3枚を引かなければならないので、このヒキが弱いと話にもならない。バトルにもいかなければ、行ったところで勝てないのだ。うーん、難しい。
しかし、このヒキがかみ合ったときは実に楽しい。正直こんなに簡単でいいのか? というくらい継続する。結局はヒキである。
3枚がバンバン引ければ、割とこの引き戻し勝負も勝てる。
結局ヒキなのか?
設定差のある部分とヒキの要素のバランスでいえば、どちらかと言えばヒキ勝負のイメージが強い。なので、ヒキに自信のある人にはかなり優しい台だ。一撃のフラグをどうのこうの、というよりは、細かいフラグをまとまって引ける人が強い。そんな印象でした。
なにはともあれ、やれないことはないかなぁ。今のところ、もう少し打ってみないと何とも言えないような心境です。
同時期に導入された6号機『聖闘士星矢』にボッコボコのけちょんけちょんにされているので、なんとかしたいという気持ちが強いのかもしれませんが、近隣店舗にて稼働状況を観察しても、どうも蒼天の拳の方がお客さんが付いている気がする。ということは、どこかに面白いポイントがあるに違いない。
私はそこまで面白い感じがしなかったので、きっとそのポイントを味わえていないのだろう。ヒキ弱で3枚が思うように引けなかったことが原因なのか、それとも特化ゾーンが引けなかったことが原因なのか。わっかんねーや。とにかくもう一回打ってみよう。何かわかるかもしれない。
ペナルティ
この台、結構シビアなペナルティが存在します。
「狙え!」ナビが発生していないときにバトル図柄を入賞させてしまうと、規定払い出し枚数に到達するまでの間、内部的にBB状態になるらしい。BB中の払い出しは押し順ベルによるものなので、押し順が発生しない状態の入賞は出玉の増加は望めない。それだけではなく、天井(1200G)までのゲーム数がリセットされてしまう。大変な騒ぎだ。
チェインクロニクルの時も、通常時の7揃いで突入するペナルティ「チェンクロ学園」とかいう悪魔の無抽選ゾーンがありましたよね。サミーさんは何故このような仕様にしたのか。私ごときには分からないようなやんごとなき事情があるのでしょうが……。
以前チェインクロニクルを打っていた時、隣のオッサンがやたらと「チェンクロ学園」に突入させているのを見て、声をかけようか迷いました。モタモタソワソワしているうちに、オッサンはチェンクロ学園状態のその台を、首を捻りながら後にしてしまった。
いや、まあね。分からないですよ。ボーナス図柄が揃って演出が変わるんだもん。偉いと思ってもおかしくはない。知らない人からしたら、ちょっと意地悪な仕様であることは否めない。
「やはり声をかけるべきだったかな……。うーん」そんな悶々とした気持ちで打っていましたが、なんだか妙な心持になり、それを引きずりながら2万負けた。あの引きずり方といったら、過去類を見なかった。周囲の人たちにも、「あのチェインクロニクルを打っている人は、何かを引きずっているな」とバレていたに違いない。オッサン、なんかごめんな。
勝てるの?勝てないの?
正直分かりませんでしたっす。
あくまでも個人的な意見という域はでませんが、とりあえず星矢よりは打ってみてもいいかも……。そんな感じでした。まあ、鏡と戦コレ。それから『マーナwwwww』。この三機種の方が個人的には好きかなぁ。
あ、当然のことながら初打ちはしっかり負けましたよ。ジーザス。