ゼロゲームやめが出来るまで

パチスロが好きなんですよ

VS『クレアの秘宝伝~女神の夢と魔法の遺跡~』その①

 

クレアの秘宝伝

私はこの秘宝伝スピンオフシリーズが好きだ。

 

「パチンコをよく打ちます。スロットはまだちょっと苦手です」

 

といった塩梅の頃に、初代のクレアが登場したように記憶していますが、これにはまぁまぁハマった。重複のフラグがほぼチャンス目で、期待度もそこそこ高かったような印象。秘宝伝ではおなじみ「高確率」という演出をチャンス目契機のプチRTで再現し、秘宝伝のゲーム性をしっかりと周到したノーマルタイプ。

当時は「おもしれー!! おもしれー!!」と、設定なんて気にすることなく打っていたのだが、思い出せば思い出すほどに良くできていたと思う。

熊井調べでは、あれは名機だ。間違いない。


後継機である『クレアの秘宝伝2 眠りの塔と目覚めの石』も、そこそこ打ったのだが、なぜか初代ほどの衝撃と愛は生まれなかった。なぜだろう。ゲーム性も変わってはいない。しかし、打てども打てども、あの時の楽しさは味わえないのである。ああ、私のあの想いは、もうかき消されてしまったのだろうか。

 

そんな不安を抱えながら、クレアの第3弾『クレアの秘宝伝~女神の夢と魔法の遺跡~』を打ってきました。

 

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都内某店。朝イチからクレアを確保する。3台導入のクレアのうち、前日回数のついていない台を確保する。とりあえずはしばらく腰を据えて打つつもりだった。

 

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とりあえず、この3連クレアを愛でる。

うん、可愛い。

 


朝イチの挙動は、悪くなかった。
設定差のあるチェリーがポコポコと落ちる。200ゲームで5回も引けていた。
これはあるかな。そう思っていた232ゲーム。チャンス目からビッグを引く。


投資は8000円。まあ、最初のボーナスがビッグだったことは助かる。ある程度の出玉が確保できたことはうれしい。


その後
80ゲームBB
193ゲームBB
44ゲームBB


立て続けにビッグ。


318ゲームRB
195ゲームBB
271ゲームRB

 

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しかし、なかなか下皿を突破することができない……。増えもせず、かといって追加投資もせず。

ちなみに、特定ボーナスは無し。「チェリー」「チェリーチャンス目」「ピラミッドが絡まないチャンス目」からのボーナスは奇偶の判別に使えるのだが、これはいずれもクレア頭。今のところ偶数寄りである。


悩みどころだ。店内を何度も巡回し、めぼしい台が無いことを確認する。この台をダラダラ打つのもいいだろう。しかし、ここにきてチェリー、ベル共に抜群に悪くなっている。1を余裕でぶっちぎり、「マイナス2」くらいの数値になってきていた。危険信号か……。

 

まだ分からない。打ち始めてさほど時間が経っていないのだから、見切るには早い。しかし、過去にこの「下皿から抜け出せない展開」からグラフが上向きになったことがそんなになかったので、私はえらくソワソワしていた。このまま飲まれるのか。そして気が付けば店内の稼働が上がり、移動できるような台がなくなってしまうのだろう。そうなったら、もうマイケル・ジャクソンを打つしかなくなる。どうするべきか……。

 

私がそんな葛藤に苛まれているその時、右隣の台で2以上確定のRT終了画面が出た。

 


あーっと、これは危険です!!危ない!!

 

私は心の中で叫んだ。頭を抱えそうになる。

この日打ちに来ていた店は全台系というよりも、高設定をちりばめるタイプの使い方をする店だ。つまり、この2以上の台が当たりならば、私の台は相当期待薄になってしまう。ちなみに、残っていたもう一台の台は、あきらかに調子が悪そうだ。まったく当たっていない。うむ、やはりこれが全台ということはまずありえないだろう。

 


「飲まれたらヤメかな……」

 

私はがっかりしてしまった。朝イチの台選びを誤ったことではなく、クレアに対するあの時の情熱を思い出すことができなかったというのが残念でならなかったのだ。結局クレアへの愛は取り戻せずに終わってしまうのか。私の背中には、微かな哀愁が漂っていたに違いない。

悲しい。悲しみが止まらない。「悲しみがぁ~とまらなぁい~」と、杏里のあの名曲が頭をよぎった。

 

しかし125ゲームRB
これが特定ボーナス。設定差のあるチェリー重複だった。


「おっ?」


微かにケツが浮く。しかし、まだ早い。この程度でケツを浮かせていては、腰を据えてノーマルを判別しながら打つなんてことはできないだろう。まだだ、油断するな。

 

気分を変えるためにカスタムを『シェイク』に変更。あ、すみません。先に語らせていただくと、通常時のカスタムは、私ダントツでシェイクが面白いと思います。

 

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まずこのシェイク仕様のクレアが可愛いでしょ。
それだけでも十分なのに、プチRTである『VJ』が面白い。「さぁ~て、当たってるかしらん♪」なんて気分でボーナス察知なんかしていると、不意に『停止音が無い』という違和感演出が入ることがあるんですよね。これ、多分確定なんだと思いますが、あの違和感がたまりません。
よろしければ是非一度、シェイクカスタムで打ってみてください。

 

『シェイク』にカスタムを変更し、可愛さ溢れるクレアを愛でていると突然、台の挙動がおかしくなった。

 

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クッソ楽しいやんけ。

 


「あ、あれ? これ上ある?」


私は必死に浮きかけているケツを抑えつけながら子役を確認。相変わらず良くはない。
ははぁ~ん。分かったぞ。これはただ、思わせぶりな挙動をしているだけだな。状態に入っただけだ(状態なんてないだろ)。
ここから大きくハマるんだな。スランプグラフ急降下するんでしょ。知ってるよ俺は。これはガセでしょ。2以上でた隣がどうせ当たりなんだから。これからグラフにビルが建つぜ。騙されないぞ、なめるなよ……。

 

 

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クッソ楽しいやんけ!!


「さてはお前6だな!?」

 

私のケツは完全に浮いていた。
私は6の雰囲気をガンガンにアピールするクレアに夢中になってしまった。面白すぎるぞ。カスタムが変えられるっていうのも、飽きが緩和されてよろしい。結構作りこまれてる感じするし。


ノリノリの私に、台はさらにアピールを続ける。
この後ややハマったが

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324ゲームBB


これがまさかの斜めスイカ重複。めちゃくちゃ設定差大きいやつだった気が……。
高設定を本気で予感した瞬間だった。

 

 

その②に続く