ゼロゲームやめが出来るまで

パチスロが好きなんですよ

余り玉に悩まされる日々

 

「余り20枚でぇす」

 

 

カウンターで放たれるこの一言に、私は何度悩まされたことだろうか。


特殊景品と交換できないメダルの端数を、余り玉としてちょっとしたものと交換してくれるわけだが、20枚という絶妙な余り玉はいつも私を悩ませる。

22枚あれば、適当な煙草を貰うことが出来るのに、20枚ではそれが叶わない。会員カードを持っていれば勿論貯玉するが、カードを持っていない店舗で打つことも当然のことながらある。そんなときに限って、ああ、どうしてまた余り20枚……。

私の『余り20枚』率はかなり高い。

 

なんとも微妙で腹立たしい端数なのだろうか。

 

 


余り玉が私を苦しめようと煙草の交換をギリギリで許さない枚数に落ち着いてしまったとしても、景品カウンターに自分以外誰もいないという状況ならばまだいい。ゆっくりと余り玉を何と交換するのか考える時間があるからだ。しっかりと悩み考え、極力欲しいと思える景品を選べばいい。

 

しかし、自分の後ろに他の誰かが並んでいようものならば、そうもいかない。早く選ばなければ、と気持ちが先走り、たいしてほしくもない大きめのお菓子や飲み物、いつ使うのかわからない電池なんかとの交換に踏み切ってしまう。

 

いや、それならばまだいい方だ。

究極に慌ててしまうと、なぜかヤクルトを10本くらいカウンターに並べるはめになってしまう。ヤクルトには気をつけなければならない。


そこで「適当に選んで取ってください」と、店員さんにお菓子を選んでもらうことにしてみた。自分で選ばなくて良いというのは助かるし、時間的にもかなり早い。

しかし、メダル20枚分のお菓子となると、結構な量になる。かさばるのだ。まぁまぁの大荷物になってしまう。これはこれで困る。

 

となると、どうすればいいのか。

 

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悩んだ挙げ句、こんなんになってしまいました。

 

 

使い捨てライターを大量に集めている訳ではない。悩み苦しんだ末、余り玉のほとんどをライターにつぎ込んでいるのだ。ちなみに、先ほどの画像は一部である。まだこの倍くらいはある。

まあ、どこかで使う物だろうから、いいんですけどね。いくらあっても損はしない気がするし。ありとあらゆる私の鞄には、必ずと言っていいほどパチンコ屋で頂戴したライターが入っている。冬物の上着のポケットにも、大体入っているはず。

 

 

 

しかしこれだけパチンコ、パチスロ関連のライターを持っていると、たまにちょっとしたトラブル(?)が起こることもある。

 

ちょっと前に、某駅前のロータリーにあった喫煙所で煙草を吸っていた時のこと。スラっと背の高い、キレイなお姉さんに話しかけられた。

 

「すみません、ライター貸していただけませんか?」

申し訳なさそうな表情で、小さく頭を下げられた熊井。

 

「あ、はい。どうぞ」

咄嗟にポケットから取り出したライターがこちら。

 

 

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ツインエンジェル3。これは失敗したなぁ。

 


『あっ、やべっ』と思ったときにはすでに遅かった。お姉さんは「ありがとうございます」とライターを受け取って、なれた手つきで煙草に火をつける。焦っていた私はツインエンジェルのライターを彼女から受け取りながら「これパチンコ屋でもらったやつなんですけど。へへへ」と、何のフォローにもならない言い訳をすることしかできなかった。

 

キレイなお姉さんに、もうツインエンジェルのライターは渡さないようにしよう。せめてもっとわかりにくいやつで、出来れば男性キャラクターのものがいい。サムじゃないか? 海物語のサムならいいんじゃないか?

 


とまぁ、ライターばかりもらっているせいで、ちょっと処理に困ってきております。

ってなわけで、最近は店員さんに軽く手を振りながら「いらねぇっすよ」的な素振りを見せて、端数を切り捨てることにしている。たまにポテチを貰ったりすることもあるが、大抵の場合は、ちょっともったいないが切り捨ててしまう。そんな自己犠牲によって、事なきを得るように努めているのである(もう何か貰えよ)。


あとは、キレイなお姉さん咄嗟に出すためのライターを用意するだけか。そうだ、やはりここはジッポーライターがいいだろうな。
と、いうことで私が持っているジッポーライターがこちら。

 

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あーリオ可愛い。