ゼロゲームやめが出来るまで

パチスロが好きなんですよ

VS『大神~回胴編~』その②

『熊井調べ・設定1』の大神を打つ熊井。

前回の続きになります。

sishamoslot777.hatenablog.com

 

 

持ちメダルは1000枚ちょっとある。この出玉を増やしていくことが出来れば……。
いや、贅沢は言うまい。この台はおそらく1。現状維持……いやそれもちょっと厳しいか。とりあえず投資分くらいは残すべきだな。いや、でもこの台面白いし……。500枚くらいは残して、別の台に移動して……。


かなり緻密な計算(何も緻密じゃないだろ)をしながら打つ熊井。ダラダラ打ってしまうのが一番良くない。どこまで、という基準が必要だ。

特に5・9号機には天井がない。この台には500ゲームのチャンスゾーン天井があるが、そこを目指すというのはいくらなんでも厳しい。

 

慎重に、計算しつつ打つ熊井。あっさりと出玉を飲まれる。

 

 


やむなく追加投資を余儀なくされる(全然やむなく無いだろ)。数回ボーナスを引いたが、いずれもリプ重。ボーナス中、終了後の示唆は相変わらず通常パターンと奇数示唆が大半を占めている。

これはどうしたものか。傷が浅いうちに終わろう。また今度打ちにくればいい。15本負けだったらまだ助かった方だ。やめろよ、これで。もう最後の千円だからな。1万5千円でやめろよ。

そう心に誓う。しかし気が付くと、私の投資は20本を迎えていた。


なぜそう何度も誓いを破ってしまうのか。だからお前はいつまでたってもゼロゲームやめが出来ないんだろうが。もうこれでやめろよ。通勤用定期券買うためのお金なくなるぞ。


窮地に追い込まれる。定期代をサンドに突っ込むべきか。大きく揺れる私の心(もうやめろよ)。しかしその不安定な状態を救ってくれたのは、意外にも先ほどまで私に鋭い牙を向けていたオオカミ、いや大神だった。

 


20本目で引いたビッグボーナス。このボーナス後のチャンスゾーンからARTにぶち込む。よし、ラストチャンス。これをなんとか伸ばしたい。


レバーを叩く手に力がこもる。危なげなくARTは継続していき、ビック、バケと引く。さあ、ここからだ。これは流れが変わった気がする。

 

そして迎えた4セット目。

この対戦相手がウシワカだった。


これはチャンス! これで勝てば再び天照覚醒だ。

 

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勝ちました。ありがとう。ありがとう大神。

 


これは大逆転が見えてきた。正直もう腰が痛い。なんならちょっと眠いし。タバコが不味くなってきた。具合悪くなってきてるんじゃない? マジでラストチャンスだからな!! 伸ばせ、このARTを!!

 

ボーナス、引き戻し。順調に伸ばしていって、

 

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まあ、頑張ったんだけどね。こんなもんだよ。

 

 

結局ART終了後も面白さに負け、夢中になって大神を打った。展開が良く、グラフも上向く。サクサクボーナスを引ける。ART終了後のチャンスゾーンで驚異的なレア役の引きを見せ、四回引き戻すという僥倖なんかも相まって、最終的に

 

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こんなグラフに。なんだこれ。

 

持ちメダルはギリギリ2000枚を超えた。見ての通り、1000枚くらいのプラス。まあ、勝てたのだから良い。

 

いや、ごめんなさい。面白い。面白いじゃん大神。5・9号機いけるじゃん。

 

 

ひとつ、ちょっと気になったことを書くと、この台ART終了時にチャンスゾーンに突入するのだが、そこでレア役なんかを引けばARTへの復帰が見込める使用になっており、そこでの引きが獲得枚数にかなり影響してくる。

私もこのチャンスゾーンでの引きに助けられ、収支をプラスへと持ち直すことに成功したのだが、このチャンスゾーンがどうやら有利区間として扱われていないようだった。

 

5・9号機には有利区間を示すランプがあるのだが、それが点灯している間が有利区間となる。パチスロ打ちならば知っているだろう、いわゆる『打ち手にとって有利に働く区間のことを有利区間と名称づけて分けているのだが、この区間は連続で1500ゲームまでと決められている。ARTはもちろん、ほとんどの機種はそのARTを抽選しているチャンスゾーンも有利区間と判定されることが多い。

 

しかし、この大神。どうやらチャンスゾーンが有利区間として区分されておらず、チャンスゾーン中はその有利区間ランプが点灯していない。つまり、ART終了後必ずそのチャンスゾーンに突入するので、うまくいけば連続して有利区間をやり直すことができる。これは、5・9号機における『一撃枚数』の限界を大きく超え(厳密にはどう評価されるのか分からないが、チャンスゾーンの引き戻しに成功すれば獲得枚数は引き継がれた)、大量の一撃枚数を記録できるということになるだろう。

これが大神を面白いと思った理由の大きな要因で、私は食い入るように大神を打ち倒すきっかけになった。5・9号機に感じられなかった一撃性を感じさせ、わずかに残したその『夢』が、私の心にぐっと来たのである。

 

 

この台、かなり面白い。5・9号機の中ではトップクラスに楽しめる台だと思う。設置台数が少ないのが残念だが、しばらくはこの台にお世話になりたいと思える台だった。

もしよろしければ、是非触ってみていただきたいです。本当に良くできている台だと思いますので!!