チェンクロをすこれ
私の記憶が正しければ、6号機の超初期に導入された機種でございます。
様々な不安と期待を打ち手に抱かせながら、満を持して開発された6号機。その第一弾として世に産み落とされたのが「HEY!鏡」であることは記憶に新しいですね。
その後しばらくして導入されたのがこの「チェインクロニクル」。打ち手の期待に良い意味で答えた「HEY!鏡」という存在に背中を押されたこともあり、この機種に対する期待も悪くはなかったと思います。
それに加え開発したメーカーが、その当時すさまじく勢いのあった『サミー』グループ。5.9号機という暗黒時代に「コードギアスC.Cver」を代表するGRTシリーズや、A+ARTという5.9号機ではほぼ絶望的なスペックにもかかわらず、超スマッシュヒットをかました「ディスクアップ」を作り上げたメーカーである。
当然、打ち手は期待せざるを得ない。遥かなる希望を世のスロッターに与え続けたサミーが、新たに始まった6号機という時代をまたしても牽引していく……。そんな予感がパチスロ打ちの脳裏をよぎったもの。私もそうでした。
続きを読むまだ純粋で夢に溢れていた頃の話
まだ中学生のころ。私はどちらかと言うと学校が好きだった。
学校に行けば、知人友人に会える。家にいるよりも、学校にいる時間の方が楽しいとすら感じることもあった。
しかし、学校だって良いことばかりではない。嫌なことや嫌いなことだって当然ある。
私は英語が苦手で、めちゃくちゃ嫌いだった。成績もそれほど良くなかったと思う。テストの点数もなかなか悲惨で、よく友人にからかわれた。
しかしその度に私は「俺は将来、通訳を雇えるくらいの男になるから大丈夫」と豪語し、当時私が好きだった19(ジューク)というアーティストの『あの紙ヒコーキくもり空わって』という曲を口ずさんでいた。
その他にも、私は絶望的なくらい地理に弱かった。日本地図を見せられた瞬間、じっと押し黙ってしまう。「古今東西山手線ゲーム!都道府県の名前!!」では、小学生に混じっても真っ先に負ける可能性が高い。県庁所在地なんて、多分ほとんど分からない。県名と同じところを言っておけば50%くらい当たる気がするので、半分くらいは言えるだろうか。
当然、友人には笑われた。知らなすぎだろ、と。しかし、そんな時も私は「俺は地理にめっちゃ強い、デキる秘書を雇う予定だから」と啖呵を切って、当時好きだった小松未歩というアーティストの『謎』という曲を口ずさんでいた。
続きを読む
抽選負け後の私
朝イチからスロットを打つ時は、どんな時でもテンションが上がってしまう私。
前日どんなに仕事でミスしても、合コンで失敗しても、タモリ俱楽部の録画に失敗しても、おぎやはぎの愛車遍歴が再放送だったとしても、目の前にある戦場へと立ち向かうその姿勢は前向きそのもの。先祖がそこそこの武将だったのではないか? と予感するくらいにキリっとした表情で抽選を受けるのです。
しかし、こともあろうか「抽選負け」とかいう敵前逃亡を余儀なくされる場合もある。そうなってしまえばその店においてもう出来ることはないに等しい。私はゾーンや天井を狙って稼働することができない。パチスロを目の前にしてしまえば、打ちたいという気持ちを抑えることができない依存症なのだ。
そんな忍耐力があるのならば、ガルパンGなど打っていない。
抽選負けをして店の移動を企んでいたその時に飛び込んできたのは『パチンコ博物館』なる魅力的な施設。
ふむ。まあ、ちょっと覗いていくかってことで入ってみたんですよ。
施設内は撮影禁止だったので写真はございませんが、軽く1時間は持っていかれました。当然ながら私が知っているような機種はありません。
↓以下イメージ画像↓
こんな感じの機種が沢山ありました。
CR機が主流になっていた時期しか知らない私にとってそこは新鮮極まりない空間。ハンドルではなくレバーを使って単発で球を弾き出すレトロパチンコで、しばらく遊んでおりました。
※画像は拾い物です。
閉館しちゃうみたいです。残念。
一通り遊んでから店を移動。ここで帰ってアマゾンプライムでも見ていればよかったのでしょうけれど、そうはいかないのが依存症。ロクに勝てる見込みなんてないのに打ってしまう。
抽選負け→店移動→高設定ツモ
という流れは、下準備や計画的な動きがモノを言う。緻密に練られた作戦と狙いこそが、その見事すぎるムーブを生むのです。
私は前日アマゾンプライムでアニメの「サイコパス」を見ていたため、何の下調べもしていない。眠くなったらすぐに寝た。これでは高設定など打てるわけはありませんね。
さらに付け加えれば、高設定が狙えそうな機種や、低設定でもそこそこやれる見込みがある機種には目もくれずにガルパンをぶん回す。腰からは大洗デザインのポーチを下げて。
当然投資は止まらない。思春期の男子中学生の股間くらい勢いよく膨らむ投資。私の財布は反比例してすっからかんに。しかし、私は半分くらい気絶していたのでガルパンを打つことを辞めなかった。壊れたペッパー君みたいにレバーを叩き続けた。
なんだかんだ打っていると、こういうチャンスがつかめるんです。それがパチスロ。諦めない心があっても勝利は訪れないかもしれませんが、強フラグはたまに顔を出す。これが愛。
久々にマウスを引いて満足気な私の財布は「すっからかん」からちょっと回復して「朝から打つには全然心もとない」くらいの経済状況に。これでも満足してしまう私を、誰かそろそろ殴っちゃくれませんか?
過去にハマった作品を振り返る(アニメ・漫画・小説等)
こんにちは。旅から帰ってきてちょっとセンチになってる私です。
前回まで長々と旅の模様を書き連ねていたわけですが、そろそろこのブログの本線であるスロットの記事でも書こうと思いまして。
思っていたのですが、いざ打ってみると大好きな『ガルパンG』で、何の見せ場もなく設定も読めず、挙句息をするようにあっさり3万負けるという体たらくっぷり。
不貞腐れた私は、部屋の隅で体育座りをする以外に選択肢がなかった。なかったのですが、さすがの私もいい大人。ただ体育座りをするのならばガキにも出来る。
と、いうわけで体育座りしながら、現在から過去まで振り返って『これまでにハマった作品』を思い出すという何の生産性もない時間を過ごしておりました(頭おかしいだろ)。
折角なので、時系列順に並べて書き連ねてみようと思います。よろしければお付き合いください。
読んでくださっている皆様にも、どっかしら引っかかる作品があるでしょうか??
あったらそれはなかなか嬉しいですねぇ。
続きを読む